弁護士法人 琉球法律事務所|オフィスデザイン・レイアウト事例

「三重回遊動線」が織りなすアクティビティ弁護士ワーキング

那覇市の中心街牧志にある琉球法律事務所の増員に伴う大規模改修プロジェクト。

改装前は同じ60坪のオフィスにそれぞれ個室を持った4名の弁護士、2つの相談室、5名のパラリーガルが入居。
移転も検討したが開業から地域に根差し愛されてきた事務所を離れることはしたくないと、
同じ広さのまま弁護士7名とパラリーガル8~10名、相談室5部屋が入る全く新しいオフィスを計画。
さらにトイレを2か所に増設、耐震壁によるゾーニングの制限などあり、
レイアウトシミュレーションにはじっくり時間を掛けさせてもらいながら最終これしかないというプランにたどり着けた。

法人化して間もないこともあり、オフィス内での今までの「働き方の見直し」を並行して検証できた事で
ハードとソフトを柔軟に改善していく、とても有機的な計画の進め方ができた。
元々の関係性からもオープンオフィスによるコミュニケーション活性化は自然発生するとして、
今まで個室だった弁護士ひとり一人の独立性と集中できる環境をどれだけキープできるかがレイアウト時の中心的な課題であった。
弁護士席は壁や窓を向いたブースタイプを採用。中心にパラリーガル席と作業台を配置し、
そこを中心に二重三重に円を描く感覚で回遊性の高い動線を計画した。
これにより、ゆるい括りではあるが「弁護士動線」「パラリーガル動線」「ゲスト動線とお茶出し動線」に分け、
動きの激しい弁護士オフィス内を各ワーカーが気配を感じ、ぶつからない動線を選択できるアクティビティな弁護士事務所レイアウトが完成した。

エントランスや相談室のデザインイメージは実績による信頼や格式を重んじたクラシカルモダンなイメージに
「安心感」や「親しみやすさ」の印象を与える少しポップな家具を配置し、全体のバランスを構成した。

資料ダウンロード
ショールーム見学

株式会社アドアルファ