株式会社ハーブ健康本舗「スケルトン商業施設へ移転」｜オフィスデザイン・レイアウト事例
福岡を拠点に、美と健康をテーマにオリジナル商品を企画・販売しているハーブ健康本舗様。
天神ビックバン再開発を受け、ワンフロア借りで働いていた環境から、フルスケルトンの商業施設へ3フロアに分かれての移転となった。
プロジェクト全体のコンセプトは「HERB NEST～Tree work Space~」
今までの会社の歴史と軌跡、そして将来への成長のビジョンを１本の大樹に見立て、
１階のEVホールの光だまりから各階のエントランスへと光のラインが伸びて行くデザインで表現した。
3・4階はワークスペースとし、新たにABW(=Activity Based Working)のワークスタイルを取り入れた。
自席＋αのゆったりと確保したフリースぺースは、タスクの内容に応じ様々な場所で自由に集散出来るので
部署やフロアを超えてのコミュニケーション・繋がりを生み出すきっかけの場になっている。
オフィスの随所には同社のキャラクターをあしらったサインや、ハーブをモチーフとしたウォールアートを取入れる等、
企業のアイデンティティーが感じられるポイントも計画した。
5階はセミナーやイベント、社内外のミーティング、さらには採用活動やSNS等による広報での活用等、多目的で使えるエリアに設定。
ガラスで仕切られたフロア中央の中庭は吹き抜けとなっており、室内からも季節や天候の変化が感じられる。
同フロアの内装はグローバル化を目指す企業として、世界と繋がる港のイメージを反映し、来訪者に驚きと期待を与える遊び心のある空間に仕上げた。
また、各階はモニターを通してリアルタイムで繋がっており、会社としての一体感が感じられるシカケも。
今回のプロジェクトでは同社の企業理念である“すごいの出そう”をオフィスを通じ、ここで働くスタッフに、
そして訪れた人々にも強く感じて貰える場にする事ができた。
今後も大樹がより大きく育つたび、同社らしいユーモアと驚きをもって、オフィスの更なる進化は続いていく。
