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富士通コミュニケーション
サービス株式会社

北九州オフィス

北九州黒崎サポートセンターに伺いました。ここは「百貨店の中にあるオフィス」というユニークな特徴を持つオフィスです。
その設立の背景や、オフィスへの思いについて取材してきました。

入居の決め手「衣・食≒職・住」

地方展開の第一弾として2000年に展開した小倉から9年、同じ北九州市内の黒崎にサポートセンターを展開した狙いについて伺ってみた。「今後、ますます北九州の活性化を考えた時に小倉と黒崎という土地はその中心となる場所。北九州に恩返しをするという意味も含めて黒埼への展開を決めました。」北九州という土地は九州と本州の文化的・経済的にクロスロードとなる場所。さらにアジアとの交流という意味においても魅力的な土地だ。官民が連携して街の活性化を推進する「中心市街地活性化法」は全国でも珍しく1つの市で2地区の認定を受けている。また、交通アクセスも良く、黒崎駅の平均乗員数は15,763人と、小倉・折尾に次いで3番目に多い。三大都市圏以外では初の政令指定都市となった歴史もある。お話を伺う中で、こうした様々な要素から人の流れを考えると、この場所にオフィスを構えることになったのも自然な流れの様に感じた。
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異文化との共存「オフィス×デパート」


 
「毎朝、スーツで百貨店に通っている」と聞くと違和感を覚える人も少なくないだろう。それも30年を超える老舗百貨店と聞けばなおさらだ。なぜ今回、百貨店に入居を決めたのか、その経緯を聞いてみた。「オフィスのあり方って土地やその企業の文化によって違ってて当然なんだと思います。様々な利点から考えたら、たまたま百貨店の中にオフィスを構える事になったんです。」場所の利便性において駅からも近く、通勤に苦労しない点。さらには仕事終わりや空き時間に買い物が出来たり、ビル内のテナントを利用出来たりと、この場所ならではのメリットも多い。近隣に住む主婦や周辺大学の学生が多く働いている事からも、生活の場と仕事の場とがリンクしあうこの場所にオフィスがあるというのはとても効率的な事に思える。「人の集客」を目的とするデパートと「人の情報を守る」事が責務のサポートセンター。相反するニーズを持つ両者を高いセキュリティーで結ぶ事で、双方にメリットを持たらせる事を実証したこのオフィスは、今後都市圏においてモデルケースになりうるのではないだろうか。
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オフィステーマ「3つの感動を呼び込むオフィス」

入口のセキュリティゲートを抜けると、すぐに広いリフレッシュスペースが見える。さらに奥へと進むとソファーコーナーや和室、マッサージチェアを完備した部屋へと続く。なぜこれ程、従業員の福利厚生に力を入れているか?その答えは「3つの感動」というコンセプトに繋がっている。それはこの快適な職場(環境)で働ける事への感動。やりがいを持って働ける仕事への感動。そしてそれらは、きめ細かなサポートを通じてお客様からの感動を呼び起こす、というコンセプトだ。この3つの感動を逆の順番から辿って行くと、今のような設備の充実したオフィスになったと言う。オフィスを計画する上で、合理化・効率化ばかりを追求する企業が多い中、北九州黒崎サポートセンターで見たこれらの考え方はオフィスを計画するにあたって、新たなスタンダードになって行くのかもしれない。今回の取材を通して、企業を支えるのはあくまでも「人」であるという事を改めて気づかせてくれた北九州黒崎サポートセンター。今後、北九州の活性化という面においてもどのような活躍を見せてくれるのか、大いに期待したい。
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writing:Yoshiyuki Ishihata / photo : Shinya Matsushima

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●事業内容:コールセンターサービスを中核とするアウトソーシングビジネスの展開

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